楽しいと思える日もあれば、淡々と続く毎日に「つまらない」と思う瞬間もあるとおもいます。この記事では、自分がハタチの時に知っておきたかった、20代に向けてのメッセージをまとめました。
人生がつまらなく感じる理由
さて、「人生がつまらない」と思うときはどんなときでしょうか。
- 明るい未来が想像できない
- あるいは描いていた未来との大きなギャップに落胆した
- または伴侶となるべきいい人が現れない
といったこともあるかもしれません。しかし起こっている事象は一緒でも「解釈」を変えるだけで楽になったりすることって、実はよくあることなのです。思考を変えれば、人生が変わる、ここからご紹介するのは、『自分の人生の舵を握るための5つの秘訣』でもあります。
若いうちの失敗は、将来の財産
20代って失敗することがとても多い時期です。仕事は勝手がわからず、恋愛だってなんだか心元ない。『うまく波に乗って結婚』という人もいれば、恋愛に悩んだり家族を持っても悩みがつきなかったり。
「野放しに幸せ」というよりは、「なんとなく将来に不安はあるけれど」と思う人が多かったりすることと思います。
でも失敗がたくさん許されるのも20代だからです。恥をかいた、あり得ない失態をしたときの気持ちって、「もうだめだ」と思うくらい計り知れないものです。でもその状況からなんとか立ち直ることができるなら、その経験はそっくりあなたの自信になります。
「あれができたんだから、またできるよ」と。だから失敗してもそんなに落ち込む必要はないのです。落ち込まず、それは将来に生きると信じて、繰り返さないように反省をしたらさっと前を向きましょう。
今やっていることが5年後の自分を作る
「好きなこと、やりたいこと」がよくわからない、という方も多いとおもいます。ぜひ興味があるものには、1回だけでもいいので積極的にチャレンジしてみてください。今やっていることがそのまま5年後の自分につながります。
頭で考えているだけ、本を読んでいるだけではわからない。自身も若い頃は「何をしたいか」よくわかりませんでした。金も精神もびっくりするほどすり減らしましたが、色々やったからこそ、
- 自分が好きなこと
- 自分が絶対にやりたくないこと
がわかるようになったのです。好きなことにフォーカスして生きることで「楽しい」と思える瞬間も圧倒的に増えました。いまでは、あの悩んだ日々が生きていく上で必要だった、と思えるのです。
ヤバイ人からは、全力で逃げろ
いい人ばかりではない、社会の嫌なところにうんざりする日だってあるでしょう。パワハラ、モラハラ、いつそういうことが、いつ自分にふりかかってくるかも運次第です。さらに加害者は「本人はそんなことをしているつもり」はなく、あたかも「お前が悪い」というように、じわじわと心を蝕んでいきます。
「ここヤバイ」と感じたら、さっさと退散しましょう。「ここを耐えればきっといいことが」というのは、幻想です。自分を傷つけるような場所から立ち去ることは「逃げ」ではなく「見限り」です。
好きなことより、得意なことを仕事にしよう
「今でしょ」で有名なカリスマ塾講師、林修先生の本に書いてあったことですが「仕事ができる人は得意なことを、仕事にしている」そうです。自分の得意を把握しているひとはストレス発散が上手で、自分似合う仕事も見つけやすいのです。
何でもプロになるには10,000時間が必要と言われていますが、20代はそのために時間を使う絶好のチャンスでもあります。
『キャリアは35歳までに決まる』と言われていますから、ぜひ自分の将来のためにも力を使えるといいですね。「得意」は宝物、心が動くものを大切にしていくと、いつか必ず点と点は繋がる日がきます。
経験談を侮ることなかれ
同年代の友達や同僚の経験値は、自分と同じようなものです。つまりいくら相談したとしても、そのアドバイスがどう出るかは、自分が考えるのと対して変わらなかったりするのです。
しかも時には、ただの傷の舐めあいになったりもします。もちろんわからないながらも一緒にもがきながら進む、というのも楽しいのですが、大切なときこそ「経験者」できれば年上で、それも「実績のあるひと」に聞くことが効果的です。
もしそういった方が見つからなければ、本でも昔のひとの自伝でもいいでしょう。わからない時こそ、本を読む、経験者に聞く、そうやって知見を少しずつ大きく広げていくことで、案外ムダな失敗を大幅にカットできたりするのです。ぜひ騙されたとおもってやってみてください。
人生を楽しくするには、舵を自分で握ること
ここにある2つの例を出したいとおもいます。「仕事が楽しい」という人と「仕事はたのしくない」という人の捉え方の違いです。同じ仕事をしていてもこれだけ解釈が真逆になるのはなぜなのでしょうか。
つまらない、という人の仕事の捉え方
- 自分の好きなものをとりあげられて
- 時間を捧げることで、お金をもらうと考える
楽しい、という人の仕事の捉え方
- 与えられたもののなかで、自分に何ができるかを考える
- それを最大限、有効活用することを考える
- そもそも自分が生み出す価値が、お金に変わると考えている
その理由は前者は受け身で、後者は能動的(自分で変えていけるもの)だからです。そう、つまらないか、楽しいかって自分が「物事の舵を握っているか否か」で変わってくるものなのですね。
波乱万丈の20代で学んだ一番大切なこと
全部必要な経験だったと今は思えるのですが、23歳~26歳の新人時代は辛くて仕方がなかったのですね。「いなくなりたい」と思ったことも何度もありました。
29になったいまも辛いことはありますけれど、同じくらい、いやそれ以上に「生きていてよかった」と思うことがたくさんあるのです。時に人を裏切り裏切られいろんな別れがあるかもしれません。しかしそれで終わりではない、とわかったのが20代の最大の学びかもしれません。
まとめ
こちらの記事では、20代で人生がつまらないと思った時に知りたい5個のことをお伝えしました。
- 1 若いうちの失敗は、将来の財産になる
- 2 今やっていることが、そのまま5年後の自分を作る
- 3 全力で潰しにかかってくるひとがいたら、マッハで逃げろ
- 4 好きなことより、得意なことを仕事にしよう
- 5. いろんな人に出会おう、上司、先輩の経験談を侮るなかれ
何かを一生懸命にやっていれば、絶対そこで同じ区頑張っている仲間に出会えるものです。ぜひその「生きててよかった」と思う日がやってくるはず。その時のために、淡々とそしてしっかりと日々を積み重ねていきましょう。
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